ぎっくり腰って本当に辛いですよね。
しばらく動けず、寝返り時も痛みが走ったり、その他日常生活の様々な場面で支障をきたします。
そもそもぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときだけでなく、軽くお辞儀をしようとしたときや、立ちあがろうとしたときなど、日常生活での気兼ねないことで発症することがあります。
痛みが生じてから放っておくと、日常生活のあらゆる場面で支障をきたすようになります。さらに、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの深刻な病気が潜んでいる可能性もあります。
今回の記事では、整形外科のお医者さんからも推薦をいただいている花見川整骨院が辛い症状から早く回復するためのアドバイスをさせていただきます。
この記事をお読みいただければ、ぎっくり腰で辛い思いをしているあなたが痛みから解放されて、元気な日常生活を取り戻せる手助けができればと思います。ぜひ記事を最後までお読みいただければと思います!
ぎっくり腰になったら、まずは整形外科に!
ぎっくり腰になったからといって、いきなり整体院で施術を受けるのはNGです。
ぎっくり腰が発症する原因は、残念ながら現代医学でははっきりとしたことが判明していません。しかも、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの深刻な病気が潜んでいる可能性もあります。
お医者さんの診断なしに整体院で施術を受けてしまうと、痛みや症状が余計に悪化する恐れがあります。
そのため、ぎっくり腰になったと思ったら、まずは落ち着いて整形外科で診てもらうことが大切です。
ぎっくり腰になったときの3つのポイント
ぎっくり腰と診断されたら、以下のことを実践して早期回復に努めましょう。
普段通りの生活を送る
ぎっくり腰になったからといって、安静にするのはあまりよくありません。
イギリスの医学誌で以下のような研究結果が発表されました。
ぎっくり腰を発症した3つのグループに異なる行動をとってもらい、それぞれの回復傾向を確認しました。
- 「日常生活を継続した」グループ
- 「整体治療を受けた」グループ
- 「できるだけ普通の生活を続けた」グループ
意外なことに、「できるだけ普通の生活を続けた」グループが最も回復が早いという結果が判明。
これはあくまでも研究の一例ですが、安静にしていると逆に症状を長引かせることもあるということですね。
とはいえ、ぎっくり腰を発症してまもない急性期や本当に動けないほどの激痛があれば安静にすることが大切です。
ですので、あなたの体としっかり相談したうえで判断しましょう。
軽いストレッチ
先程お伝えしましたが、ぎっくり腰になったからといって、むやみに安静にするのはあまり良くないことがわかりました。
急性期を過ぎてそれほど痛みがひどくなければ、ストレッチが効果的と考えられています。
簡単で効果的なストレッチを以下で紹介いたしますので、痛みが引いたときにぜひ実践してみてください。
①ドローイン
腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを強化し、脊柱起立筋の負担を軽減する効果が見込めます。まず仰向けの状態で膝を立て、息を吐きながら、軽くお腹をへこませます。これを数回繰り返しましょう。
NHK健康チャンネルでも紹介があった効果的なストレッチです。
②キャットキャメル
こちらは背骨の柔軟性を高めるためのストレッチです。ねこ(キャット)とラクダ(キャメル)の格好を交互に繰り返すことからその名前がついています。
まずは、肩甲骨を寄せながら背中を反らせ(ねこのポーズ)、次にお腹を覗き込むように背中をラクダのコブのように突き出して、体を丸めます。これを交互に繰り返します。
体を温める、または冷やす
体を温めるべきか冷やすべきかは、ぎっくり腰を発症してからの経過時間によって変わります。
①ぎっくり腰を発症して日が浅い場合
患部が炎症を起こして熱を持っている場合があります。そのような場合は冷却パックなどで患部を冷やします。これによって、炎症を抑制する効果があり、痛みの軽減につながります。
②ぎっくり腰を発症して2〜3日経過した場合
患部の炎症もおさまり、痛みがひいている場合は、逆に患部を温めます。これによって血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、身体が柔らかくなることにより痛みを軽減する効果があります。
一般的に「湯治」という言葉もあるくらいですので、お風呂に入って温まれば回復するような気もしますよね。しかしながら、タイミングを間違えると症状が悪化する可能性もありますので、体を温めるべきか冷やすべきかは、ぎっくり腰発症後の経過時間を確認してから行いましょう。
まとめ
今回は、ぎっくり腰を治すためのセルフケアについて花見川整骨院からお伝えしました。いかがでしたでしょうか?
ある日突然発症するのが「ぎっくり腰」で、とても強い痛みをともないます。ちゃんとした対処法を知らないと、症状が悪化したり、繰り返し発症したりするリスクがあります。最悪の場合、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの深刻な病気の可能性も潜んでいます。
まずぎっくり腰を発症してしまったら、早急に整形外科で症状を診断してもらうことが大切です。
それから完治を目指して、ストレッチをしたり、体を温めたり冷やしたりするのですが、発症からの経過時間で取るべき対処法が変わりますので注意が必要です。
ぎっくり腰の痛みがひどいからといって、むやみに何もしないでいるのも逆効果。正しく痛みを軽減しつつ、普段通りの生活を心がけましょう。
ただし、仕事や家事などで重いものを持たなければならないときは周りの人の協力を得ることも大切です。
これらのことを踏まえたうえで、焦らず、確実にぎっくり腰から回復できるように努めましょう。
記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
お電話ありがとうございます、
花見川整骨院でございます。